好きなものや思い出から?見た目や使い勝手から?いやいや単なる思いつき、極端ですがネーミングって何でも大丈夫。重要な事はしっかりとした想いを持って、いわゆる‘板につく’までやりきる事が大事です。そして、英語で表記するのか、カタカナで表記するのか、はたまた図案だで表現したほうが良いのか、そういったセンスやテクニックと商品を見据えたブランディングを共有して考えて行く事が重要です。ゼロからご相談頂くもよし、想いがあるならそこから考えて行くもよし、それぞれお持ちのシチュエーションによって考え方をかえて、どんな角度からでも構築は可能です。
想いをかたちに。
そして、その想いが伝播すること、考えましょう。
ロゴといものは2つの概念から成り立っています。1つは皆さんが発声出来るように英語や日本語を並べたロゴタイプ、もう一つはアイコン,偶像的に象徴としてビジュアルで覚えて頂きやすくするためのロゴマーク、ブランドによってはどちらかしか無いものや2つを足して出来ているものも存在します。そしてその2つを縦に積んだり、横に並べたり、カラーで表記したり、モノクロで表記したり、考え出すと無限にパターンが出来上がって行きます。しかし、それでは見た場面、種類によって同じブランドであるという認識は希薄になり、覚えては頂けません。好みや好き勝手に創ったとしても、入れる大きさや素材が決まっていたり、モノクロの印刷や限られた材質に入れなければいけなかったり。大事なのはルールを決めてあらゆるシチュエーションを想定し、最小限のパターンを決める、そこまでやるのがロゴデザインのお仕事です。
音とビジュアルで表現する、
ネーミングとロゴデザインはそんな存在です。
口に出して発する音と目で見て感じるビジュアルを踏襲し、一体化されたイメージと雰囲気を崩さず、自己主張して行く。言葉で表現すると仰々しい感じになりますが、要は商品やサービスに興味を引きつけ、気になる存在だと思って頂けるか、と言う事です。可愛い、かっこいい、お茶目、面白い、まさに顧客にとってのアイドルなのです。歌しか歌っていなかったのがドラマに出演したり、アドリブが効くようになったのでバラエティー番組に出たり、時間の経過やスキルに寄って露出する場面は多種多様、よほどの事が無い限り、名前はそのまま、本人はそのまま本人なのです。